事案内容：不倫・浮気をされた
依頼者：３０代の女性
不倫・浮気相手：３０代の女性
１ 不倫・浮気の状況
依頼者の夫が、夫と同じ職場の女性と不倫・浮気をしたことが原因で、依頼者と夫は離婚に至りました。
２ 相談・依頼のきっかけ
依頼者は、不倫・浮気相手に対して慰謝料を請求したいとのことで、当事務所にご相談・ご依頼いただきました。
３ 当事務所の活動
依頼を受けた当事務所の弁護士は、不倫・浮気相手の住所を特定するために、弁護士の職務上の権限に基づき住民票を取得し、不倫・浮気相手の現住所の調査を行いました。
そして、不倫・浮気相手に対し、慰謝料を請求する旨の内容証明郵便を送付しました。
すると、不倫・浮気相手も弁護士を立てたため、弁護士同士の示談交渉となりました。
しかし、不倫・浮気相手側の弁護士は、依頼者と元夫の婚姻関係が破綻していたなどと主張し、不倫・浮気が原因となって離婚に至った場合の慰謝料の相場に満たない金額で示談金を提示してきました。
そのため、示談交渉では解決せず、訴訟手続に移行しました。
４ 当事務所が関与した結果
不倫・浮気相手側の弁護士は、訴訟においても、婚姻関係が破綻していたことなどを主張してきました。
当事務所の弁護士は、依頼者と元夫の婚姻関係が破綻していなかったことや、不倫・浮気相手が依頼者と元夫の婚姻関係を積極的に破壊する意図があったことなどを、証拠に基づき粘り強く主張しました。
そして、当事務所の弁護士による粘り強い主張の結果、１８０万円を一括で支払うという内容で、訴訟上の和解を成立させることができました。
５ 解決のポイント（所感）
不倫・浮気相手の主張（婚姻関係の破たん）が認められないことを、証拠に基づき粘り強く主張したことが功を奏し、相場額に沿った和解金を勝ち取った事案でした。
