事案内容:不倫・浮気をした
依頼者:20代の男性
不倫・浮気相手:40代の女性
1 不倫・浮気の状況
依頼者は、仕事関係で知り合った女性と半年余りの間に30回程度の肉体関係を持ちました。
2 相談・依頼のきっかけ
依頼者は、不倫・浮気相手の夫(相手方)が依頼した弁護士から、200万円の慰謝料を請求する旨の通知書を受け取りました。
そこで、依頼者は、その対応について、当事務所にご相談・ご依頼いただきました。
3 当事務所の活動
当事務所の弁護士は、相手方が不倫・浮気相手と離婚していないことを踏まえれば、200万円の慰謝料は高額に過ぎるとして、減額の交渉を行いました。
しかし、慰謝料の金額に折り合いが付かず、相手方から慰謝料200万円及び弁護士費用20万円の合計220万円を請求する訴訟(裁判)が提起されました。
当事務所の弁護士は、この訴訟についても引き続き対応し、相手方が不倫・浮気相手と離婚していないこと、および依頼者が不倫・浮気相手に対して求償請求をなし得る関係からすれば、請求額よりも低い金額による解決が図られるべきことなどの反論を展開していきました。
4 当事務所が関与した結果
当事務所の弁護士による訴訟活動の結果、裁判所から「依頼者が相手方に対して70万円の解決金を支払う。一方で、依頼者は不倫・浮気相手に対する求償権を放棄する」という内容の和解案が示されるに至りました。
そして、依頼者および相手方が上記の裁判所の和解案を受け入れたため、和解成立となりました。
以上により、相手方の請求額220万円から150万円の減額に成功し、70万円の支払による解決を図ることができました。
5 解決のポイント(所感)
不倫・浮気による慰謝料の請求は、相場よりも高額の請求が行われることが多いです。
専門家である弁護士が適切に対処し、具体的な事情を踏まえた慰謝料の適正額の主張や求償権の放棄を条件とする減額交渉を行うなどすれば、適正額にまで減額できるのが通常です。
慰謝料の請求を受けてお困りの方は、当事務所にご相談いただければと存じます。
6 お客様の声
親身な対応をしていただき、結果に満足しました。
大変お世話になりました。
ありがとうございました。
※クリックすると拡大されます。